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本間 速(ホンマ ハヤテ)について

丹波市在住。「おかしなこうじや」代表。

 

10代後半に兵庫県丹波市に移住。流行り廃りのない職人の仕事、菌や食に関わる仕事を求めて、高校卒業と同時に酒蔵に就職。酒造りからマーケティングまで幅広く職務を担当。

 

10年間におよぶ酒蔵勤務で、発酵に関する深い学びを得る。独学で菌についての知見を深め、麹業界研究員との親交も。退職後、「自分に出来ること」「だれかの役に立つこと」「興味が無限に湧き続けること」として、自分に残されていた麹を職に選ぶ。

 

祖母の居宅であり、自身も居住していた民家をリノベーションして「おかしなこうじや」の工房に。麹作りのために最初に使った道具は、亡くなった祖母の持ち物であった「せいろ」である。祖母を看取ったのは自分であり、工房は祖母への気持ちの証でもあり、なによりもこの場所を自らの職場に選べたことに深く満足している。

 

麹製造業を起業することは、いわばレアな試みであり、とくに周囲にモデルケースとなる存在があったわけでもなく、特殊な才能を自分の中に見出したわけでもないが、麹と過ごす時間がもっとも自然体であること、自分らしくありのままであること、自らの信じる価値のある麹を造り続けることが、時間をかけて「おかしなこうじや」を支えてくれるひとを集めていくというゆったりとした流れに身を委ねている。